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プラセボ対照群を使用する試験において、
一般的な標準治療に、
新しい治療又はプラセボが
それぞれ上乗せされる試験法。

プラセボ対照群の被験者が治療されない
という倫理的な問題を解決するために用いられます。

抗腫瘍剤、抗てんかん薬、抗心不全薬の試験で、このような方法が採られることが多いようです。

 
 

上乗せ試験が行われるのは、主に次のような場合です。

● 利用可能な治療が死亡や回復不能の障害を減少させることが知られている場合

● 実薬対照として標準治療を用いた非劣性試験が実施できない場合

● 非劣性試験の結果の解釈が難しい場合

上乗せ試験という試験デザインは
標準治療が十分には有効でない場合にのみ有益であり
(しかし、実際に、標準治療が十分有効でない場合は多い)、
単なる非劣性ではなく、臨床的な結果の改善の証拠を与える
という利点を持っています。

また、一般に、この方法は、
新治療と標準治療が異なった薬理的作用機序を持つ場合にのみ、成功の可能性がある
と考えられています。

 
 
置換え試験
プラセボ
プラシーボ効果
プラセボ対照試験
ダブルダミー
二重盲検比較試験(DBT)
単盲検試験
非盲検試験
盲検化
二重盲検法
(ダブルブラインド法)
ランダム化(無作為化)
併用療法
併用薬
相互作用(薬物・医薬品の)
副作用
薬物有害反応(ADR)
実薬
実薬対照試験
治験薬
被験薬
対照薬
対照
 
 
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