→ 用語集インデックス
戻るボタン

臨床試験において、二つの試験治療の外見上の区別がついてしまう場合に、医薬品投与時の盲検を維持するため、それぞれの試験治療に対して「ダミー」(プラセボ)を用意するという試験技法のこと。

全ての治療の見かけを同じにしようとするよりも、複数のプラセボ(「ダブルダミー」)を用いる方がはるかに容易なため、実薬対象試験や複数用量比較試験などでよく用いられます。

例えば、
AとBという2種類の試験治療を比較する場合、試験治療Aについて、実際の製剤と共にそれと区別不能なプラセボを用意し、また試験治療Bについても、実際の製剤と共にそれと区別不能なプラセボを用意します。

被験者は二組の試験治療

@ Aの実際の製剤とBのプラセボ
A AのプラセボとBの実際の製剤

のどちらかを受けることになります。

 
 
盲検化
二重盲検法
(ダブルブラインド法)
二重盲検比較試験(DBT)
単盲検試験
非盲検試験
偏り(バイアス)
無作為化(ランダム化)
ランダム化比較試験(RCT)
プラセボ
プラシーボ効果
プラセボ対照試験
実薬
実薬対照試験
治験薬
被験薬
対照薬
対照
薬物
医薬品
医療用医薬品
薬剤
 
 
戻るボタン
→ 用語集インデックス