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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
プロドラッグ |
Prodrug |
解説(1) |
プロドラッグとは? |
体内で代謝されてから作用を及ぼすように設計された薬剤。 |
注射、服用、塗布等の方法により投与された薬物は、目標となる部位に至る途中で、消化管などから吸収・分解され、最終的に患部に届く量(濃度)は、かなり少なくなってしまいます。 そこで消化管からの吸収を避けるため、あらかじめ、別の物質に化学構造を変えておき、体内あるいは目標部位に到達してから このように科学的に修飾された医薬品を、 |
解説(2) |
高分子プロドラッグ |
例えば、抗癌剤として期待されている「高分子プロドラッグ」は、薬物が可溶性の高分子と結合している構造で、通常の体内では毒性も活性も示しません。 しかし、患部である癌細胞に到達すると、高分子の結合が切れ、薬物の活性が復活し、癌細胞を攻撃します。 この場合、「高分子化合物は癌組織周辺に集まりやすい」という性質が利用されています。 |
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