生体内での薬物の分布の程度を示す仮想上の容積。
Vdと略される。
体内薬物量 =分布容積×血中濃度
の関係がある。
なお、分布容積の種類には次のようなものがある。 V1: 中心コンパートメントの分布容積
Vdβ:β相から求めた分布容積、 全身クリアランス(CL)を β相の傾きで割って求めたもの
Vdss: 定常状態(総)分布容積