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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
ターゲット療法 |
targeted therapy |
解説 |
ターゲット療法とは? |
体の正常部分には作用せず、治療を必要とする部位にのみ、治療に必要なだけの量の薬剤を送り込むことを目的にした治療法。 |
例えば、抗がん剤のように、他の細胞も殺してしまうような、作用の強い薬剤において、患部(癌細胞)だけに輸送され、患部(癌細胞)だけを攻撃するような性質を薬剤に持たせることにより、正常細胞破壊による副作用を防ぐことができ、また、高い治療効果が期待できます。 |
薬剤の体内輸送をコントロールする「ドラッグデリバリーシステム」(DDS)は、ターゲット療法を可能にする代表的な技術の一つです。 |
また、モノクロナール抗体を利用して、目的とする抗原に対して薬剤を送り込む医薬品、「抗体医薬」もターゲット療法の一種です。 |
関連用語 |
ドラッグデリバリーシステム (DDS) |
プロドラッグ |
徐放性製剤 |
ナノテクノロジー |
製剤 |
抗体医薬 |
抗体 |
抗原 |
ワクチン |
免疫 |
分子標的治療薬 |
初回通過効果 |
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