「薬物動態」、すなわち、薬物がどのように生体内で処理されるのかを明らかにするために実施される試験です。

「PK試験」とも呼ばれます。

→ 薬物動態学（PK、薬動力学）

通常、血液中（場合によっては尿中または組織中）の薬物及びその代謝物の濃度の経時的な測定を伴います。

薬物動態試験により、血液中または他の適切な部位における薬物の吸収、分布、代謝及び排泄を特徴づけることができます。

「薬物動態試験」は、通常、健常者を対象とする第�T相試験（Phase１）で実施されます。

→ 第�T相試験

「薬物動態試験」は、「薬力学試験」（PD試験）の手法と組み合わせることにより、血中濃度と薬力学的作用の程度及び発現の時間との関係を特徴づけることができます。

また、そのような試験を、「PK/PD試験」と言います。

→ 薬力学試験（PD試験）

→ PK/PD試験