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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
科学的根拠に基づく医療 (EBM) |
Evidence-based Medicine |
解説(1) |
科学的根拠に基づく医療(EBM)とは? |
EBM(イー・ビ・ーエム)とは、 英語の「Evidence-Based Medicine」の頭文字を取った言葉で、日本語に訳すと「科学的根拠に基づく医療」を意味します。 簡単に言えば、 今までは、個々の医師の それを改めて、今後は @ 「科学的根拠のない、経験や慣習や権威者の意見に基づく治療法や予防法」を排除し、 A 「世界の研究者が行っている科学的研究結果(臨床研究などの科学的データ)にもとづいた、確かな科学的根拠(証拠)がある、治療法、治療薬、予防法」を患者に対して処方していく ということを意味します。 これを要約すれば、 特に、人を対象とする科学的研究の中で最も科学的証拠としての質が高い方法である「臨床試験」、その中でも、ランダム化比較試験(RCT)による成果は、EBMの中核をなすものとして位置づけられています。 |
解説(2) |
EBMの5段階のプロセス |
EBMを実践する場合、その過程を @ 問題の抽出定式化 の5つのプロセスに分けることができます。 日本ではこれまで、「A情報の収集・検索」と「B情報の批判的吟味」に重点が置かれてきた傾向があります。 今後は、「C患者への適用(4)」に重点を置く必要がある、と言われています。 |
関連リンク集 |
疫学研究に関する倫理指針(2002年6月17日) 【工事中】リンク切れ |
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