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薬物の服用による
明白な有害反応(副作用)が、
被験者にとってどれだけ耐えうるか
の程度

まれに「認容性」と書く場合があります。

薬物の服用によって、
有害反応(副作用)が起きたとしても
(通常は、何らかの有害反応は出る) 、
被験者が十分耐えられる程度であれば、
忍容性が高い(良い)薬物
ということになります。

※ well-tolerated(忍容性が良好)

逆に、
薬物の服用によって、
被験者が耐えられない程のひどい
有害反応(副作用)が起きた場合
は、
忍容性が低い薬物」と言われます。

「忍容性が低い薬物」は、
余程それが画期的な有効性を持ち、
なおかつ、
他に匹敵するものが無い限り、
医薬品としては好ましいものだとは言えません。

このように「忍容性」という言葉は、
医薬品には、多かれ少なかれ、
薬物有害反応(副作用)がつきものである
という前提に立っているのです。

 
 
最大耐性量/最大耐用量
(MTD)
最大継続可能量(MRD)
至適用量(至適投与量)
安全性
副作用
薬物有害反応(ADR)
医薬品の投与と副作用
クスリとリスク
副作用は悪者か?
医薬品副作用被害救済制度
重篤な副作用
予測できない副作用
主作用
有害事象
重篤な有害事象
緊急安全性情報
副作用報告
医薬情報担当者(MR)
臨床薬理試験
 
 
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