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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
OTC医薬品 |
Over The Counter Drug |
解説(1) |
OTC医薬品とは? |
(薬局の)薬剤師などによる適切な情報に基づき、使用者が「自己判断」「自己責任」で使用する医薬品。 簡単に言えば、 正式には「一般用医薬品」といいます。 また、「OTC医薬品」だと言いづらいので、通常は略して、「OTC」と呼びます。 |
日本大衆薬工業協会は、2007年5月8日の総会にて、今後は「大衆薬」の代わりに「OTC医薬品」という呼称を使用していくと決議しています。 |
解説(2) |
「OTC」という名称の由来 |
OTCは、 「薬局のカウンター越しに購入できる医薬品」という意味で、英語の「カウンター越し」を意味する「Over The Counter」の頭文字からとっています。 |
解説(3) |
OTC医薬品と医療用医薬品の違い |
「医療用医薬品」が、医師の処方せんにより調剤され、患者に渡される「処方せん薬」であるのに対し、 「OTC医薬品」(一般用医薬品)は、 |
解説(4) |
OTC医薬品の役割 |
@ 軽度な疾病に伴う症状の改善 A 健康の維持・増進 B 保健衛生 |
OTC医薬品の特徴 |
OTC医薬品は、一般の人が薬局・薬店などで、医師の処方せん無しで購入し服用することができます。 その代わり、安全性が十分に保証されていない限り、なかなか承認されません。 そのため通常は、同じ効能の「医療用医薬品」よりも、成分の量を減らし効き目を弱くすることによって、安全性を高めています。 素人が素人判断で服用するので、量を多少間違っても大事に至らないように、安全性を重視しているのです。 医療用と同じ成分を含むOTC医薬品であっても、医療用に比べて成分量は、1/2〜1/5程に抑えられているのが通常です。 医師から処方される薬の効き目が大衆薬よりも強いのは、このような理由からです。 したがって、「医者からもらう薬の方がよく効く」とよく言われますが、それは本当です。 なお、OTC医薬品には、配置薬、簡易検査薬、医薬部外品、医療用具なども含まれます。 |
関連用語 |
スイッチOTC |
ダイレクトOTC |
医薬部外品 |
医薬品 |
医療用医薬品 |
薬剤 |
薬物 |
セルフメディケーション |
トクホ(特定保険用食品) |
条件付トクホ (条件付特定保険用食品) |
健康食品 |
関連リンク集 |
トクホ臨床試験受託企業リンク集 |
(財)日本健康・栄養食品協会 |
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