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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
ダイレクトOTC |
Direct OTC |
解説(1) |
ダイレクトOTCとは? |
ある程度の期間、医療の現場で実際に使用され、安全性と有効性が認められると、医療用医薬品から一般用医薬品(大衆薬、OTC)に転用(スイッチ)することが認められる医薬品があります。 このような医薬品を「スイッチOTC」と呼びます。 しかし、中には、新しい有効成分が、医療用医薬品という段階を経ずに、直接(ダイレクトに)一般用医薬品(大衆薬、OTC)として、申請され承認される場合があります。 このようなタイプの医薬品を、「ダイレクトOTC」、あるいは、「ダイレクトOTC薬」(Direct OTC Drug)と呼びます。 代表的なダイレクトOTCに、発毛・育毛の効果のある成分「ミノキシジル」、製品名「リアップ」があります。 本来は血圧降下剤として開発されたものですが、開発中に副作用として発毛効果が認められたことにより、あらためて発毛剤として開発され医薬品となりました。 |
解説(2) |
ダイレクトOTCへのハードル |
ダイレクトOTCは、スイッチOTCと同様に、医療用医薬品に匹敵する高い有効性がある一方、通常のOTCに比べて副作用もあります。 そのため、ダイレクトOTCとして承認される際には、 ● 情報提供の方法、 に関して、通常のOTCよりも厳しい条件が付加されています。 |
関連用語 |
スイッチOTC |
OTC(一般用医薬品、大衆薬) |
医薬部外品 |
薬物 |
医薬品 |
医療用医薬品 |
薬剤 |
セルフメディケーション |
トクホ(特定保険用食品) |
条件付トクホ (条件付特定保険用食品) |
健康食品 |
関連リンク集 |
日本健康・栄養食品協会 |
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