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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
免疫 |
immunity |
解説(1) |
免疫とは? |
体内に侵入して来た、 字から分かる通り、 |
解説(2) |
免疫系 |
免疫をつかさどる仕組み、生体防衛システムを「免疫系」と言います。 免疫系は、一度感染したことのある抗原(体内に侵入してきたもの)の種類、それとの戦い方を学習・記憶し、次に侵入してきても、症状が重くなる前に体内から撃退することができます。 代表的な例は、「はしか」や「水ぼうそう」です。 一度、それらの病気にかかると、「抗体」ができて、その後は、通常二度とその病気になることはありません。 このように、「抗原」が「抗体」を作り、細胞に免疫力をつける性質を、「免疫原性」と呼びます |
解説(3) |
免疫系の種類 |
免疫系には2種類あります。 1つは、「自然免疫系」で、生まれつき持っている免疫システムです。 いわば、免疫の常設部隊と言えます。 自然免疫系は、最初から備わっていますが、感染を繰り返しても、抵抗力・排除力は高まらないのが特徴です。 もう1つは、「獲得免疫系」で、いろいろな抗原に感染し戦っていくく内に身に付ける、後天的な免疫システムです。 体内に敵が侵入すると、まず、常設部隊である自然免疫系が出動し、それでも撃退できない場合にようやく、獲得免疫系が動き出す、という役割分担になっています。 |
関連用語 |
抗原 |
抗体 |
ワクチン |
抗体医薬 |
ターゲット療法 |
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