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CRFには、具体的には、以下の様なデータを記録します。

● 患者の属性(性別、年齢、妊娠有無、アレルギー有無)

● 患者の過去の病歴(罹病歴)

● 患者の家族の病歴(家族歴)

● 患者が治験前に投与していた薬(前治療薬)や療法

● 治験の間に併用していた薬(併用薬)や療法

● 治験の全過程(投与前の観察期、投与中、投与後の追跡)で得られた全ての臨床データ

−血液検査、生化学検査、尿検査などの臨床検査値、
−X線写真
−心電図
−脳波
−その他の検査の測定値
−上記の各データに関するコメント、所見

● 自覚症状、他覚症状
  上記の各データに関するコメント、所見

● 有害事象(副作用、偶発症)
−内容
−程度(重症度)
−発現日
−転帰(発現した後、どうなったか?)
−本剤との因果関係
−コメント

● 中止・脱落
−中止・脱落区分
−中止・脱落日
−理由
−コメント

● 総合評価
−概括安全度
−有効性
−コメント

 
 
1.CRFとは
2.日本のCRFの特徴
3.CRFの項目
4.CRFの抱える問題点
 
 
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