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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
(医薬品の)適正使用 |
appropriate of medicine[s] appropriate of drug[s] proper use of medicine[s] proper use of drug[s] |
解説(1) |
医薬品の適正使用とは? |
医師による的確な診断に基づき、患者の状態にかなった「最適の薬剤・剤形」「適切な用法・用量」が検討された上で、処方が決定され、これに基づき調剤されること。 さらに、薬剤についての説明が患者に十分理解され、正確に服用された後、その効果や副作用が評価されて、次の処方にフィードバックされる、という一連のサイクルを「医薬品の適正使用」と呼ぶ場合もあります。 要するに「医薬品を適切かつ正しく使うこと」です。 |
解説(2) |
医薬品の適正使用が重要な理由 |
「くすり」を逆に読むと「リスク」となります。 医薬品には有効性によるベネフィット(効果、利益)が期待される反面、有害事象や副作用が発生するリスクが伴います。 良く効く薬ほど、副作用も出やすいのが一般的で、大量に投与すれするほど副作用の発生率が高まります。 だからといって、投与量が少なすぎると、効き目が減り、疾患は治りにくくなります。 つまり、最適な投与量(用量)、投与方法(用法)で、医薬品を用いることで、初めてリスクを最小化し、ベネフィット(効果、利益)を最大化することができるのです。 |
関連用語 |
副作用 |
クスリとリスク |
適正使用情報 |
使用上の注意 |
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