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| 治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
| 第一選択薬 |
| First-line Drug |
| 解説(1) |
| 第一選択薬とは? |
数ある治療薬のうち、 「ファースト・ライン・ドラッグ」を略して、 患者への安全性も考えて、 なお、「ファーストチョイス」(First Choice) |
よく似た言葉に、 「第一選択療法」(First-line Therapy) 数ある治療法のうち、 やはり、略して、「ファーストライン」と呼ばれる場合が多いようです。 |
| 解説(2) |
| 第二選択薬 (セカンドライン) |
| Second-line Drug |
治療において、第一選択薬の次に試みるのが、「第二選択薬」(セカンドライン)です。 ファーストラインで効果がなかった場合に、 製薬企業としては、売り上げを確保するためには、医療の現場において、ファーストライン、せめて、セカンドラインになる必要があります。 |
| 解説(3) |
| ファーストライン戦略 |
従来は、医師のマインドシェアを得るために、MRの医師に対する自社製品の情報提供活動(プロパー時代は、営業活動・接待活動)が重視されてきました。 しかし今後は、特に、 そして、最近徐々に、MRの提供する情報の内容が、従来の有効性、副作用に関する一般的な説明から、「エビデンスに基づいた適性使用情報」へと変わってきています。 これが、「科学的根拠(エビデンス)に基づくマーケティング」(Evidence-Based Marketing)です。 また、特筆すべきは、同じ疾患であっても、患者の症状・背景によっては、ファーストライン、セカンドラインが異なってくること。 自社製品に他社製品と異なる特性があれば、それによる差別化が可能です。 疾患全体におけるシェアは低くても、特定の症状を持つ患者においては、ある程度のシェアを確保することが期待できます。 いわば、テーラーメード医療の1つと位置付けられ、「エビデンス」が増えるほど、市場が細分化していくことも予想されます。 医療現場では、最終的には、「企業の規模」や「マーケティング力」よりも、「本当に効くというエビデンス」のほうが優先されます。 その意味においては、「製品力」で勝負できる時代が来つつあるのかもしれません。 そのためにも、疫学調査や大規模市販後調査、臨床試験等、日頃のエビデンス収集が重要になります。 |
| 関連用語 |
| 疫学 |
| 薬剤疫学 |
| 臨床疫学 |
| 疫学研究 |
| 疫学的調査 |
| コホート研究 |
| EBM(Evidence-based Medicine) |
| 市販後調査とEBM |
| 製造販売後臨床試験 |
| 市販後調査 |
| 特別調査 |
| 関連リンク集 |
| 疫学研究に関する倫理指針(2002年6月17日) 【工事中】リンク切れ |
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