治験において新薬候補物質（被験薬）と比較する薬剤（実薬）またプラセボ。

「対照」とも呼ばれますが、通常は、「コントロール」の方がよく使われます。

→ 実薬

→ プラセボ

→ 被験薬

非常に類似する表現で、「対照薬」という呼称があります。

より具体性をもって、「薬剤」というニュアンスに重点をおきたい場合は、「対照薬」と呼ばれます。

→ 対照薬

「薬剤」であることよりも、
「効果を比較するための対象（群）」
というニュアンスに重点をおきたい場合に、「コントロール」や「対照」という表現が使われます。

例）被験薬投与群に対するコントロール群（対照群）

なお、
プラセボをコントロールとする場合は、
「プラセボコントロール」または
「プラセボ対照」と言います、

実薬（市販薬）をコントロールとする場合は、
「アクティブコントロール」、
「実薬コントロール」、または
「実薬対照」と言います。