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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
適格性の判定 |
解説(1) |
適格性の判定とは? |
被験者を登録(組み入れ)する際の最も重要な手続きであり、 治験実施計画書(プロトコール)に規定された「選択基準」と「除外基準」を基に、治験参加希望者が治験に参加できるかどうかを 「選択基準」に該当し、「除外基準」に該当しなければ、「適格」となり、治験に参加できることになります。 |
解説(2) |
適格性判定の難しさ |
しかし、適格性の判定基準の中には、プロトコールで詳細に規定しきれないものがあったり、医師によって判定基準の解釈に個人差があったりするなど、留意が必要です。 |
万一、適格性の判定が不十分なせいで、不適格な患者を被験者として登録してしまった場合、結局、その症例(被験者)のデータは、解析時には使用出来なくなります(解析除外となる)。 その場合、治験データの症例数が減り、正しい解析結果が得られにくくなります。 つまり、実施計画書(プロトコール)における「選択基準」「除外基準」の記述を、治験実施の目的に沿って、どれだけ明確に定義できるかが、治験実施における最大のポイントとなります。 |
関連用語 |
組入れ |
選択基準 |
除外基準 |
治験実施計画書 (プロトコール) |
プロトコールに記載される事項 |
プロトコール違反 |
治験実施計画書に適合した対象集団(Per Protocol Set) |
目的(臨床試験の) |
製品プロファイル |
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