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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
クロスライセンス |
cross license |
解説(1) |
クロスライセンスとは? |
特許権を互いに(クロスして)、ライセンス(実施権の許諾)すること。 所有する特定の物質・技術に関する特許について、その使用権(実施権)を相互に認め合うこと。 |
解説(2) |
クロスライセンスのメリット |
互いの企業が持つ特許の価値が等しい場合、相手にロイヤリティを支払わずに済み、なおかつ、製品パイプラインの補強、技術の補強ができる、というメリットがあります。 さらに、互いに、特許関係の申請・許諾等に関する事務手続きが省略できるので、 一般に、多種の技術を複合的に用いる製造業では、1つの製品の製造に対して、複数企業の特許が絡む場合が多いので、クロスライセンスの締結は、頻繁に行われています。 相手の足を引っ張り合うよりも、協力した方が互いの利益になる、という戦略的提携(アライアンス)の1つなのです。 |
関連用語 |
アライアンス(戦略的提携) |
ライセンシング ┗TLO(技術移転機関) |
パイプライン (製品パイプライン) |
コ・マーケティング |
コ・プロモーション |
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