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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
ブロックバスター |
blockbuster drug |
解説(1) |
ブロックバスターとは? |
新しい発想で作られた画期的新薬(ピカ新)で、なおかつ、その対象疾患領域でダントツの売り上げを誇る医薬品。 また、「ピーク時の売り上げが10億ドル以上」(日本では、売上げ1000億円以上) かつて、世界的な大ブームを引き起こした、ED治療薬のバイアグラなどもブロックバスターです。 |
解説(2) |
大型製品への利益依存 |
現在、製薬企業の多くは、大型製品からの利益に依存しているのが実情です。 1991年における、ブロックバスターが全医薬品に占める割合は、金額ベースでわずか6%に過ぎませんでした。 しかし、10年後の2001年には、そのシェアを45%にまで伸ばしています。 製薬企業の成長・低迷は、ブロックバスターを生み出せるかどうかにかかっている、 |
解説(3) |
ブロックバスター依存型ビジネスの問題点 |
一方、ブロックバスター依存型のビジネスは、利益率を低下させると警鐘を鳴らす人もいます。 米国製薬企業の研究開発費は、過去10年(1995年〜2005年)で、約2倍に膨れ上がっている、というデータ(※)があります。 ※英国製薬産業情報誌SCRIP ブロックバスター狙いの研究開発は、まさに油田を掘り当てるようなもの。ギャンブル性が高く、外れた場合の損失が大きいのです。 新薬開発の成功率が減少している一方で、開発費用が増加している傾向があります。 規制当局からは、ますます安全性・有効性の明確な証明を要求されるようになってきているからです。 当たり外れの大きな大物狙いよりも、着実にリターン(収益)を見込めるタイプの新薬の開発を目指すのも一つの戦略です。 とは言っても、そもそも、新薬開発自体が、「ギャンブル」なので、 「リスク超大・リターン超大」 |
関連用語 |
ピカ新 |
ゾロ新 |
新医薬品 |
先発医薬品(先発品) |
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