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治験・臨床試験 &医薬品開発用語集 |
コントラクトMR |
Contract MR |
解説(1) |
コントラクトMRとは? |
CSO(医薬品販売業務受託機関)から |
解説(2) |
コントラクトMR活用のメリット |
一般的にMRの給与は高額なので、自社で固定費として抱えるよりも、CSOからMRを派遣してもらったり、CSOにMR業務を委託した方が、変動費として処理できるため、経費節約として有効な手段となります。 新薬上市の時のように、一時的にMRを増員したい場合に、コントラクトMRを活用すれば、後で、人員が不要になった時に、契約を終了し減らすこともできます。 もし自社でMRを採用し、社員として抱えた場合、人員が不要になった時に、余剰人員として経営を圧迫する可能性があります。 つまり、コントラクトMRは、人件費のリスク軽減という役目も果たします。 |
解説(3) |
コントラクトMRのコスト |
コントラクトMRは通常、受託契約の場合、1人年間1千万円以上する場合が多く、(派遣契約の場合は、より低額になる)金額ベースだけを見ると、自社で抱えるのと対して変わりません。 「コントラクトMRは意外と高い」という声も多く聞こえますが、賃金面で低くないのは、他の業種の派遣社員の場合と同様です。 本来、コントラクトMRの採用は、人件費(年俸)の直接的な節約が第一目的ではない(彼らのモチベーションを維持するためにも、そうあるべきではない)ということをまず、理解しましょう。 |
解説(4) |
コントラクトMR活用の営業戦略的メリット |
通常、コントラクトMRの採用は、営業戦略の視点から行われ、人材の自由度を確保しつつ、戦力を短期間でアップさせます。 @ 既存品のてこ入れ・売り上げ拡大 A 新薬上市時の販売力大量投入 B 即戦力による短期間の営業力アップ実現 C 専門領域MR採用によるプレゼンスの強化 |
解説(5) |
コントラクトMR採用のメリット(その他) |
製薬企業は、コントラクトMRの採用によって、営業戦力のアップ(人材の自由度確保)を実現できます。 同時に、社員MRを採用する場合に比べて、次のような経済的メリットをもたらします。 @ 固定費を流動費に変えること A 将来的な人件費リスクの軽減 B 採用コストの節約 C 教育費の節約 D 福利厚生費の抑制(意外と大きい) |
解説(6) |
コントラクトMRの人数 |
2005年6月現在、全国MR数66,000人のうち、約2〜3%と推定されています。 欧米では、全MRの10〜30%をコントラクトMRが占めており、日本でも増加している傾向があります。 |
関連用語 |
医薬品販売業務受託機関 (CSO) |
医薬情報担当者(MR) |
コ・マーケティング |
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