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統計学のベイズ定理を応用した薬物動態パラメータの推定法。

具体的には、
母集団薬物動態パラメータの事前分布を仮定し、個々の被験者から得られた血中濃度値を加味して、当該被験者における薬物動態パラメータ値を推定する方法。

ベイズ推定法を用いると、個々の被験者から数少ない測定点しか得られない場合においても、各被験者の薬物動態パラメータおよび「血中濃度−時間推移」を推定することができるため、特に臨床における患者データを解析する際に有用である。

TDM領域において、血中濃度測定に基づく個別投与設計法に臨床応用されている。

 
 
ベイズ流の方法
治験薬物モニタリング
(TDM)
血中濃度
最高血中濃度(Cmax)
最高血中濃度到達時間(Tmax)
半減期(t1/2)
血中濃度曲線下面積(AUC)
 
 
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