医療費・入院費の当面の負担者

健康被害が出たら、当面は自己負担しなければならないのか?

そう心配する方も多いのではないでしょうか?

治験に参加して健康被害が発生した場合、
治験との因果関係が立証されるまでは時間を要します。

また、因果関係があると認められた場合であっても、
補償金が被害者の口座に振り込まれるまでには、
数ヶ月はかかります。

その間ずっと、
治験参加者が医療費・入院費を自己負担させるのは
医療機関や製薬企業に誠意が無い
と 治験参加者から思われる可能性が高い。

医療機関のイメージが低下するだけでなく、
また、後に因果関係が立証された場合に、
補償対応にも影響する可能性もあります。

それらのマイナス面を恐れ、
医療機関が治験との因果関係が明らかになるまで、
当面の医療費・入院費を肩代わりする場合があります。

もちろん、最終的には、
治験依頼者(製薬企業)に請求しているようです。

では、もし、医療機関が医療費・入院費を当面肩代わりして、
後で因果関係が否定された場合、
治験参加者に対して請求するでしょうか?

可能性は低いと思います。

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