数ある治験関連サイトで、
ここまで賠償・補償問題について情報公開したサイトは
残念ながら皆無です。
というより、営利目的で被験者募集を行うサイトでは、
絶対にできないことです。
そもそもスポンサーである製薬企業が認めないでしょう。
都合の悪いことは隠す、説明しない
という体質は日本の多くの企業が未だに持っています。
今回、治験ナビにおいて、
治験の賠償・補償問題を全て透明化したことにより、
治験参加者(被験者)が集まりにくくなるかもしれません。
しかし、患者に不利な点が結構あるのでやむを得ない措置です。
製薬企業及び政府は、
治験を促進したかったら、
日本の医薬・バイオ企業の発展を望むのであれば、
「賠償と補償」の問題にもっと目を向け、
患者が治験に対して安心して参加できるような体制
をまず確立するべきなのです。
治験ナビ編集長:ながれ おとや
▲Top |