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有効性を証明するために
広く用いられている試験デザインで、
目的とする結果が得られるまで、
被験薬の用量を次第に上げていきながら
結果を評価する方法

何らかの有効性あるいは安全性をエンドポイントとして実施されます。

※「漸増」は「ざんぞう」ではなく、「ぜんぞう」と読むのが正しい。

漸増試験には、

● 途中経過に関わらず強制的に増量する方法(強制漸増法

● プロトロールに従って、特定の反応が出現するまで増量する方法(任意漸増法

の2種類があります。

なお一気に用量を上げるのは、「漸増」とは言いません。

 
 

漸増試験には、
時間経過に伴い症状改善の傾向が見られたとしても、それが、
薬剤増量による改善なのか、
投与期間が長くなったことによる改善なのか、
を容易に区別できない
という問題点があります。

 
 
至適用量(至適投与量)
最大耐用量/最大耐性量
(MTD)
最大継続可能量(MRD)
用量設定試験
(用量反応試験)
忍容性
安全性
重篤な副作用
副作用
薬物有害反応(ADR)
医薬品の投与と副作用
クスリとリスク
副作用は悪者か?
主作用
有害事象
重篤な有害事象
並行群間比較試験 
クロスオーバー比較試験
要因試験
第T相試験
第U相試験
探索的試験
 
 
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