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新製品が発売開始されてから製造中止までの販売推移。

具体的には、
横軸を時間、
縦軸を当該製品全体の売上額として、
その期間の売り上げ推移曲線の描く形

新製品の発売開始から製造中止までの販売推移グラフは、人が生まれてから死ぬまでの活動エネルギー推移と同じような形をした曲線を描きます。

そのため、製品の「ライフサイクル曲線」と呼びます。

 
 

一般消費財のマーケティングでは、

導入期(市場開発期)
  ↓
成長期
  ↓
成熟期
  ↓
衰退期

のように、
ライフサイクルを4つの時期に分けて、
各時期ごとに最適な販売・広告戦略を考える手法がよく使われます。

ライフサイクル曲線は、
通常「S字カーブ」を描きます。

導入期には横ばいに近い推移を示す。
成長期になるとカーブが大きく上向く。
成熟期に入ると緩慢な上昇カーブを描く。
衰退期に入ると急激な下りカーブとなる。

実際は、このカーブの勾配は、製品のカテゴリーによって異なってきます。

いわゆる、流行商品の勾配はきつく、また、そのライフサイクルは非常に短いものです。

通常、発売された新製品のうち、圧倒的多数の商品は市場導入期に消滅します。

成熟期まで生き残れた商品はヒット商品と言えるでしょう。

 
 
製品のライフサイクル・マネジメント
医薬品のライフサイクル
医薬品のライフサイクルマネジメント
 
 
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