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アッセイロボットを利用して、創薬資源となる良好なリード化合物を発見し、かつ、不良なリード化合物を早期にふるい落とすための技術。

創薬の初期の段階を効率化する上で、大変重要な役割を担っています。

コンビナトリアル・ケミストリーによって、ある有望化合物のさまざまなリード化合物、 また、その周辺化合物が、幾段階もの化学反応や酵素反応を経て、短時間のうちに作られます。

それらの大量に作られた化合物の中から、 ハイスループット・スクリーニングにより、 生物活性のある化合物が選別されます。

大手の製薬会社はそれぞれ自社で、数十万から数百万の化合物ライブラリーを持っています。

その中からリード化合物を見つけるのに、このハイスループットスクリーニングは欠かせません。

また、医薬品候補の化合物群から、薬として最適な化合物を抽出する場合、薬物動態がよく、毒性の低いものを選んでいく必要がありますが、それもこの手法により、 迅速に行えるようになっています。

今や、化合物を一つ一つ段階を追って人の手で検証していく時代ではなくなっているのです。

 
 
リード化合物
ランダムスクリーニング、ヒット化合物
ターゲット・オリエンテッド・スクリーニング
コンビナトリアル・ケミストリー
ドラッグデザイン
ゲノム創薬
プロテオーム創薬
バイオインフォマティクス
ポストゲノム
SNPs(スニップ)
遺伝子
ファーマコゲノミクス
(薬理ゲノミクス)
トキシコゲノミクス
オーダーメード医療
(テーラーメード医療)
 
 
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