特定保健用食品

通常は、略して、トクホ といいます。

生活習慣病の罹患を回避できるように工夫した食品で、
厚生労働省よりトクホの表示許可を取得した食品。

日本では、
「体脂肪が気になる方に適する」
「血圧が高めの方に適する」
といった保健機能(効能)を食品に表示するには、
トクホ(特定保健用食品)の表示許可を受けること
が必要になります。

トクホの表示許可を取得するためには、
実際にヒトに摂取してもらう臨床試験を実施して
効能(効果)を検証することが義務付けられています。

臨床試験の実施によって、
トクホを販売しようとする企業の費用負担は、
非常に大きくなりますが、
最近の健康ブームを反映して、
トクホの潜在市場も非常に大きいと考えられ、
今後はトクホの申請が増加していく予想されます。

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トクホは薬ではない

トクホは、あくまでも「食品」であって、薬ではありません。

病気を治す医薬品とはその点で異なります。

医薬品は、作用(治療効果)も高い代わりに、
副作用もある程度発生します。

一方、「食品」あるいは、トクホに代表される「健康食品」は、
作用(効果)はゆるやかですが、
副作用の殆どありません。
その為、毎日安心して摂取することができます。

ですから、
病気にかかったら医薬品で治療する
のが本来のあるべき姿
であり、

病気にならないように未然に防ぐ為に、
「(健康)食品」を普段から摂取
するのが

最も適した役割分担なのです。

特に「トクホ」は、
日本人の死因の3分の2を占める生活習慣病
の発症リスクを軽減
する機能があり、
自分でできる疾病予防法として期待されています。

→ セルフメディケーション

→ OTC(一般用医薬品、大衆薬)
→ スイッチOTC 
→ 医薬部外品

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トクホ開発の問題点

トクホは、メーカー側に開発コストがかかる割に、
企業が求める健康強調表示ヘルスクレーム)が
なかなか認められない点が指摘されています。

サントリーの「フラバン茶」(フラバンジェノール含有)も、
「血液サラサラ」という表示では効果の対象が曖昧だ
という理由で、トクホを認められなかった
という経緯があります。

また、1つの製品を開発するのに、
ヒトを対象とした臨床試験だけでも、
約1億円の費用と1年以上の期間が必要とされています。

また、仮に体脂肪や血糖値を減らす効果が、
データとして得られたとしても、
疾病リスクの低減表示
(例えば、高脂血症や糖尿病を防ぐというような表示)
は薬事法に抵触するため、認められていません。

その結果、
「体脂肪が気になる方に適しています」
「血糖値が気になる方に適しています」
というように、曖昧な表現にとどまってしまいます。

もちろん、
それだけでも消費者に対して十分アピールできますが、
類似のトクホが増えてきた場合、
差別化が難しくなるという問題があります。

→ 条件付トクホ(条件付特定保険用食品)
→ 健康食品

→ トクホ臨床試験受託企業リンク集

→(財)日本健康・栄養食品協会

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