平均滞留時間(MRT:mean residence time)

急速な静脈内投与後に薬物分子が体内に滞留する平均時間。クリアランスと同様、その値は投与量と無関係。

静脈内投与後のMRTは以下の式で表されます。

平均滞留時間(MRT)=AUMC/AUC

ここで、
AUMCは、血中濃度時間曲線の1次モーメント下面積です。

モーメント解析は
ファーマコキネティクスで導入された解析法であり、
薬物の体内動態を
時間的ひろがりを持った確率過程と考えて
記述しようというもの。
モーメント解析は
コンパートメントモデル解析、
生理学的モデル解析
と並んで重要な解析法の1つになっています。

代表的なモーメントパラメータ

AUC(血中濃度曲線下面積、area under the blood concentration-time curve:)、0次モーメント

MRT(平均滞留時間、mean residence time)、1次モーメント

VRT(平均滞留時間の分散、 variance of residence time)、2次モーメント

→ 血中濃度 
→ 最高血中濃度(Cmax)
→ 最高血中濃度到達時間(Tmax)
→ 半減期(t1/2)
→ 血中濃度曲線下面積(AUC) 

→ 平均滞留時間(MRT)
→ 分布容積
 
→ 線形性

→ 治療薬物モニタリング(TDM) 

→ ADME(薬物動態/薬物の体内動態) 
→ 線形性
→ 初回通過効果
 

→ 生物学的同等性試験
→ バイオアベイラビリティ
→ ジェネリック(後発品)

→ クロスオーバー法
→ 溶出試験 

→ 薬物動態試験(PK試験) 
→ 薬物動態学(PK、薬動力学) 
→ ポピュレーションPK

→ PK/PD 

→ 薬力学(PD) 
→ 薬力学試験(PD試験) 

→ 臨床薬理試験 

→ 薬物  
→ 医薬品

→ 医療用医薬品
→ 薬剤

→ 薬理学

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