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患者に薬を正しく飲んでもらうために、
薬剤師が、

● 薬の飲み方・使い方、
● 副作用、
● 生活上の注意、
● 保管上の注意 など、

医薬品の服用に当たって注意すべき内容について患者に説明(指導)すること

服薬指導」は、薬剤師法によって薬剤師の義務として定められている業務であり、必ず行わなければならないとされています。

 
 

● 病院からもらった薬を1日3回飲むのをうっかり忘れてしまう人

● 薬は副作用が怖いからと言って、病院から薬をもらっても決して飲まない人

● 1回に飲む量や飲む回数を減らす人

● 病院からたくさんの種類の薬をもらったが、全種類飲んだら身体に悪そうだからという理由で、一部の種類の薬しか飲まない人

● 病院から薬をもらったが飲み方が分からない人

● 間違った飲み方をしている人

など、身に覚えのある人はいないでしょうか?

薬を処方された人のうち、約半数の人は薬を正しく飲んでないという報告さえあるくらい、薬は正しく飲まれていないことが多いのが現状なのです。

薬を正しく飲まなければ、治る病気も治らない、最悪な場合は、病気が悪化してしまうこともあります。

そこで、「服薬指導」が薬剤師の義務として定められているのです。

 
 

服薬指導の必要性・重要性は、治験や臨床試験についてもそっくりあてはまります。

被験者が被験薬を正しく飲まなければ、本来の効果も現れません。

それどころか、病気が悪化したりすることも十分あり得ます。

服薬指導が適切に行われなかったことで、莫大なお金と時間をかけて準備・実施した治験や臨床試験が台無しになることすらあるので、「服薬指導」の責任は重大です。

 
 
コンプライアンス
(服薬遵守)
ノン・コンプライアンス
(服薬不遵守)
薬歴
併用薬
相互作用(薬物・医薬品の)
副作用
薬物有害反応(ADR)
禁忌(きんき)
使用上の注意
薬物
医薬品
医療用医薬品
薬剤
 
 
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