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製薬企業において、地域(エリア)ごとにMRを配置する方法。

従来から日本の製薬企業は、地域ごとにMRを配置する「地域担当制(地域制)」を採用してきました。

しかし、ファイザーなど外資企業が、疾患領域ごとにMRを配置する「領域担当制(領域性)」を採用し始めてから、内資でも「領域担当制」を採用する企業が増えてきました。

→ 領域担当制

しかし、医療機関が集中する都市部はともかく、地方では広範囲に医療機関が分布しています。

そのため、MR一人で医療機関を周り、多くの品目(多くの領域)の情報提供をしたほうが効率的だと指摘されています。

また、小規模の病院や開業医(診療所)の場合、1箇所当たりの売上げがそれほど高くないので、やはりMR一人で回ったほうが効率的です。

→ 医薬情報担当者(MR)

 
 

製薬企業側の効率性以外に、医療機関にとっても、地域担当制が望ましい場合があります。

(1)MR訪問回数

地域担当制ならば、1つの医療機関に対して1つの企業のMRが訪れるだけなので、訪問回数が少なくてすみます。

(2)汎用性(問い合わせ対応)

地域担当制ならば、広範囲の領域についての問い合わせにも、迅速に対応できます。

(3)親しみ

医師と言えども、人です。
何度も訪れてくれる顔なじみのMRには、親しみが沸き、信頼感も高まります。

それが売上げ向上に結びつくことは、よくあることです。

 
 
領域担当制
医薬情報担当者(MR)
医薬品販売業務受託機関
(CSO)
 
 
 
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