治験への参加方法

治験参加者募集サイトによる申し込む場合

日本において、治験参加者募集サイトは既にいくつか存在します。
これらのサイトは、2000年の9月頃より、目立つようになりました。

  → 治験参加者募集サイトのリンク集

Yahoo!やLYCOSなどの検索エンジンで、
「治験」のキーワードで検索すると見つけることができます。

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(1)治験参加者募集サイトの種類

大きく分けて2通りあります。

1つ目は、登録型治験参加者募集サイト
治験参加希望者を疾患毎に募集し、あらかじめ登録しておく。
治験が発生したら、対象疾患をもつ登録者へメールで連絡し、
希望者は、メールに記載されている治験実施施設へ
直接電話をかけて応募する。

2つ目は、告知型治験参加者募集サイト
ホームページ上で治験参加者募集の旨と募集条件を掲載・告知し、
治験コールセンターのフリーダイヤルをサイト上に掲載し、
コールセンターに電話してもらって、
電話コミュニケーターによるスクリーニングを行うというもの。

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治験への参加方法

(2)治験参加者募集サイトの問題点

「登録型」の方には、治験参加者希望者を囲い込めるという
メリットがあるので、一見すると好ましく思えます。
しかし、実際には、登録者の多くは軽症の患者が多く、
また、冷やかしの者も結構多いそうです。

登録者にそのまま直接、治験実施施設を紹介したら、
ほとんどが不適格者だったという話もよく聞きます。
結局、登録という制度自体は素晴らしいのですが、
登録者の質が問題になるのです。

一方、「告知型」の方の問題は、
治験実施を告知しようにも、
その掲載期間(募集期間)にホームページを見てもらわないと
存在の意味が無いと言うことです。

ホームページは、新聞や雑誌と違って、
自分から積極的に情報収集しなければ目に留まらない
という媒体特性を持つので、この点で、
どうしても、新聞に見劣りするのです。

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(3)最近の傾向

最近の傾向としては、「登録型」のサイトが、
「告知型」で行われている電話スクリーニングプロセスを
取り入れるようになってきました。

@ ある疾患に関する治験が計画されると
  あらかじめ同疾患の患者としてそのサイトに登録していた
  登録者に対して治験実施連絡メールが送信されます。

A メールには、
  コールセンターの電話受付期間、電話番号、募集地域、
  その他の参加条件が記載されており、
  それを見て、参加するかどうかを決定した登録者は、
  電話受付開始日を待って、
  コールセンターに電話することになります。

B コールセンターでスクリーニングを受けて、
  紹介基準にあった患者だけが、
  治験実施施設を紹介してもらえます。

また、「登録型」のサイトは「告知型」の告知機能もあり、
登録者でない患者が、サイトに掲載された治験募集広告を見て
コールセンターに電話応募する
という応募ルートも用意しています。

今後は、「登録型」サイトでは、
「告知型」機能を備えた「登録告知型」が主流になっていく
と思われます。

ただし、登録者情報のメンテナンスは非常に手間がかかり、
また、プライバシーの面では、
個人情報が流出しないようなしっかりとしたシステムの構築が
「登録型」サイトの運営には不可欠です。

それらの仕組みを作るのに要するコストを考えれば、
告知型」の方が安全かつ手軽低コストだと言えます。

「告知型」サイトは今後も無くならないでしょう。

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